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奇跡の研究成果

群馬県中之条町での十数年間にわたる"奇跡の研究"

群馬県中之条町の65歳以上の全住民である5000人を対象とした長期研究

 201516192256.png群馬県中之条町で身体活動(歩き)と病気予防の関係についての調査が2000年から実施されました。それは日頃の運動頻度や時間、生活の自立度、睡眠時間、食生活などに関する膨大なアンケート調査を行い、この内2000人に対しては、詳細な血液検査や遺伝子解析を行いました。更に、その内の500人に対しては、身体活動計(歩数と速歩き時間を計測)を携帯してもらい、一日24時間、一年365日の身体活動状況をモニターいたしました。さらに、その500人は統計上も5000人の生活習慣パターンの縮図であると考えられています。

 

10年以上続けて行われた中之条研究で得られた成果とは?

中之条研究の最大成果は、健康維持や病気予防、更には健康寿命の延伸には、「その人の体力に応じた中強度の活動」が欠かせないということを明確に示したことです。この成果を得るためには、どのような生活をしている人が病気になってしまい、また健康でいることができたのか、ということを、膨大なデータやパターンから一つ一つ長期的に調査をしていく必要があります。中之条研究では、最終的に現代の日本で問題とされる20の病気・病態に対し調査を行い、それぞれに予防基準を明確にいたしました。そしてさらにすごいところは、「その人の体力に応じた中強度の活動」が大事なことであることから、実はこの成果は高齢者だけのものに留まらず、成人している男女であれば同じように考えることができることにあります。

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病態別に身体活動との関係性を調査

更に、我が国の医療費の3分の2を占める11の病気・病態別に、身体活動の量(歩数)と質(中強度)における基準値を示しました。歩数を横軸に、中強度活動時間を縦軸に定めることにより、以下の図のように座標上で各病気・病態の予防基準を表現できるようになりました。このように、予防基準が可視化できたことは、健康づくりを推進する本人にとっても、現場の指導者にとっても、運動を馴染みやすいものにしてくれました。 
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病気・病態別の予防基準が、身体活動の量(歩数)と質(中強度活動時間)によって説明されています。健康維持および病気の予防には、1日あたりの平均歩数が8,000歩以上で、そのうち、中強度(速歩きなど)の活動時間が20分以上含まれていると、様々な病気予防にとって効果的だということが分かりました。

1日平均の身体活動からわかる、予防できる病気一覧

症状が重い・深刻な物程、少ない身体活動で予防ができます。

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《ワンポイント》

中之条研究では、身体活動計を持つだけで歩数が約2000歩増えることも分かりました。身体活動計の歩数や中強度活動時間の数値による効果は勿論ですが、病気・病態予防との関連性が明確になったことで、運動習慣の現状把握と目標設定が容易になったためだと考えられます。

群馬県中之条町における医療費抑制効果

研究がおこなわれた中之条町(中之条町役場保健環境課)では、「中之条町における身体活動計を用いた新しい健康づくり」の中で、身体活動量計の装着により、健康意識の向上、健康状態の維持が継続されていくことで、医療費抑制の効果があると発表しています。中之条研究成果に基づいた医療費抑制シミュレーションにより、実態把握から効果的かつ効率的な健康づくり対策を行うことができます。
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※出典:中之条町における身体活動計を用いた新しい健康づくり
※著者:中之条町役場保健環境課
 
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